2017.01.04
【違い知ってますか?】結婚と入籍の言葉の正しい使い方を教えます!
プロポーズをしたりされたりして、親への挨拶も済んだところで、結婚することが決まり友人や会社の同僚に報告する際に、「結婚しました。」や「入籍しました。」と報告することがあります。
しかし、実際にこの言葉の正しい使い方をしっていますか?
結婚式をあげたから、結婚しました。これは大きな間違いなので、ここから言葉の使い方を説明したいと思います。
目次
そもそも「結婚」とは何か?
「結婚」とは、一般的に男女が夫婦になることを示します。
そして、法律上では「婚姻」という言葉が使われており、市役所などに提出する一般的な紙を「婚姻届」と言います。
つまり、婚姻届を出すことで、初めて「結婚しました」と報告ができるようになりますので、役所への手続きを指定ない状態では、まだ「結婚をしていない。」と思ってください。
結婚=婚姻と思って頂ければと思います。
では、次に「入籍」という言葉の意味をご説明致します。
入籍とは何か?
入籍というのは、戸籍の筆頭者または配偶者になるか、養子になるときに使う言葉です。
入籍をすることで、女性の場合名前が戸籍上の名前が旦那さんの名前に変わります。
男性が女性の養子に入る場合は、男性側の名前が変わります。
つまり、入籍をすることで、初めてお互いが夫婦となり、「結婚した!」ということになります。
役所では、入籍届というものは存在しておらず、婚姻届を出すことで名前が変わります。
まとめると、「婚姻届を出す」→「入籍する」→「結婚したと報告」この順番が正し意味合いになりますので、くれぐれも、入籍する前に、結婚しました。とは言わないでください。
しかし、例外もあります。
入籍をしていなくても、結婚したと報告する場合
最近では、家庭の事情で入籍をしないケースもあります。
例えば、「予定外の子供ができてしまった場合」
どちらかの私生活などに不安があり、とても一緒にずっと暮らして行けないが「子供は生みたい」など様々な理由で、籍を入れない事もあります。
しかし、周りからすると子供もいて、同棲しており、周りから見ると夫婦関係であると見られることがあるため、とりあえず一緒にいるので結婚している。と答える夫婦もいます。
では、どのタイミングでどの言葉を使うのがベストなのかご紹介します。
結婚しました!と報告する流れ!
1.プロポーズ=婚約
まずは、「プロポーズ=婚約」これが一番最初に起こる出来事です。
男性の場合一生に一度のアピールの場所となりますので、気合を入れて計画をします。
このタイミングで「婚約指輪」を渡すのが一般的です。
結婚指輪は、「結婚をしてからはめるもの」なので、入籍をしていない間は婚約指輪を指にはめます。
2.結納という儀式
これは、互いに結婚しても良いとなったら、両親に報告し、両家との顔合わせや食事会をすることです。
ただし、両家ともに本人たちの意思を尊重する家庭が増えてきていることもあり、入籍後に顔合わせをすることも多々あります。
ここまでの流れをクリアすることで、初めて「結婚することが決まりました。」と報告することができます。
※まだ結婚しました。とは言えませんので注意です。
3.結婚式・入籍
この結婚式と入籍のタイミングが一番難しいです。
一般的に言われているのが、結婚式と同時に入籍する方が多かったりしますが、最近では入籍だけ先に済ませてしまい、結婚式を後からするケースが多く見られます。
結婚式当日に入籍するために婚姻届を市役所に出しに行くのは、とてもスケジュール的に大変なので、あまりおすすめはしません。
ですので、最近では、報告する際に「入籍しました。結婚式については後日連絡します。」といった報告の仕方が多いです。
そして、結婚式をする日程が決まり結婚式を迎えた日から「私達結婚しました!」と報告できるようになります。
もちろん、結婚式を挙げない人もいると思いますので、式を挙げない事が決まっているのでしたら、入籍したタイミングで「結婚しました。」と報告するのが良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。最後に簡単にまとめたいと思います。
結婚とは「男女が夫婦になったことを示すこと」
入籍とは「役所に婚姻届を出し戸籍上の名前が変わったり移り変わったときの事」
報告するタイミングは、結婚式を挙げる方は「結婚式を挙げた日から結婚しました。と報告」
結婚式をしないことが決まっている方は「入籍をしたタイミングで結婚しました。と報告」
上記の事を覚えておいて頂ければ、報告する際に迷うこと無く伝えることができます。
